忍者ブログ
日本の伝統楽器、和太鼓。この和太鼓というとても原始的な楽器を全ての人々の「健康で心豊かな生活づくり」のためにどのように活用できるのかを研究・実践・修養する機関としてNPO法人をつくり、日々活動しております。スタッフのいろいろ報告ブログです!
さきほど載せた「子どものやる気をひきだすセミナー」記事のつづきです

例年大人気の、山田俊之先生のボディパーカッション講習と
和太鼓講習の名古屋会場、九州会場について、
さらに「保育者のためのブラッシュアップ講習」と題して
特別講習、描画講習、そして和太鼓講習を2日間行います。

以下、そのごあんない↓です


「ボディパーカッション」講習
『子どもの自己表現力やコミュニケーション能力を高めるボディパーカッション教育』 入門編から発展編へ 
8月7日(日)
13:15~14:15  ボディパーカッション“入門編”
14:30~16:30  ボディパーカッション“発展編”
16:30~16:45  質問コーナー
受講料:5,000円   講師:山田俊之
会場: アネックスパル法円坂 多目的室1(旧音楽室)
内容:“ボディパーカッション”は、1986年(昭和61年)に山田氏が当時小学校4年生の子ども達を担任したとき、あるキレる男の子への関わりをきっかけにして、学級経営の一環としてクラス全体で身体を叩いてリズムアンサンブルを行うことから始まりました。ボディパーカッション(body percussion)」という名称は、手拍子、お腹を叩く、膝を打つ、足踏み、ジャンプ、お尻を叩くなど身体の様々な所を叩いて音を出し、リズムアンサンブルを作り上げる事から名付けられています。
講習会ではボディパーカッションの楽しい実技、指導法、最近の山田氏の実践エピソードなどを織り交ぜながら進めていきます。学校教育の場はもちろん、幼児の現場や、特別支援教育の現場など、さまざまな場で実践することが可能であり、多くの関係者の皆さまにおすすめする講習の一つです。
“入門編” では、子どもたちと最初に実践できるボディパーカッションのいくつかをまず体験していただきます。“発展編”では、いろいろな曲の紹介や、参加される先生方の現場で行いやすいさまざまな例を講習します。「全身でリズムを表現する」「誰でも楽しめる」ボディパーカッションの実際を、限られた時間内ですが、広く、深くお伝えいたします。
 
※講習当日、山田氏の著作書籍、DVDを販売する予定です。
 
和太鼓 名古屋・福岡
名古屋市会場 
『和太鼓入門+みんなで楽しみ、みんなで創る和太鼓2010』 
8月11日(木)10:00~15:30 (途中45分休憩) 受講料:7,500円 講師:野口 操
会場:名古屋市立青少年文化センター 第1スタジオ
内容:和太鼓指導が初めての先生方には和太鼓の基本の打ち方と、子どもへの指導場面のポイントをまず講習致します。発達障害をもつ子どもたちが、クラスのみんなと一緒に共に和太鼓を楽しめるよう、現場の先生と試行錯誤して創ってきた実践を過程を追って紹介しながら講習をすすめます。「みのり祝い太鼓」をモチーフに、そのクラスの子どもたちがより主体的に関われるように工夫をしながら、最後はホールでの演奏まで行った1曲です。
 
九州・福岡会場 
和太鼓入門+移動打ちの演目『清流登り打ち』
8月28日(日)10:30~15:30(途中45分休憩)  受講料:7,000円  講師:野口 操
会場:久留米市内会場(詳しくはお問い合わせ下さい)
内容:和太鼓の打ち方の基本の講習と 関刀鼓作曲の「清流登り打ち」をアレンジして実践したものを講習します。川の自然の音を和太鼓の音やリズムで表現し、和太鼓をクロスのバチさばきで移動して打つ演奏は、子どもたちがとても興味をもって意欲的に取り組みます。講師のアレンジを入れて実践したものを講習します。運動会・発表会に最適です。
 
 
 
子どものやる気をひきだすセミナー特別企画
保育者のためのブラッシュアップ講習
「劇」「和太鼓」「楽器演奏」など、表現活動というのは、ややもすると「できる」「できない」とか「やり方」を中心に四苦八苦してしまい、色々と難しいと感じる場面もおありではないかと思います。今回のブラッシュアップ講習では参加者の皆様に、まずは表現活動の原点に立って頂き、短い時間ではありますが、「子どもの見えない力を育てる保育者像」を目標に、3つの専門コースそれぞれの分野から学んで頂ければと思います。
 
○会場:全て『大阪市 鶴見区民センター』内(小ホール・集会室)
 
 
「特別講演」
『乳幼児の表現を深める―“理解すること”を中心に』
 
今回の「ブラッシュ講習」にそった特別講演&簡単なワークショップです。日頃不安を抱えていらっしゃる先生方はチャンスです!現場を熟知された講師の理論と実践の両軸から参加者の皆さんに“目からウロコ”のアドバイスが沢山頂けます。
 
7月23日(土)10:00~12:00
講師:名須川 知子(兵庫教育大学教授)
会場:集会室4   定員25名
参加料:3,000円  
内容:「子ども理解」は、保育の原点ですが、日々の保育を振り返るとき、先生方の「振り返り」はどんなやり方をしていらっしゃいますか?子どもたちから観えるもの・・・それらに「気づく」保育者としての目は?
少しですが簡単なワークショップも交えてお話を進めめたいと思います。ご質問も遠慮なくお寄せください。
 
講師プロフィール
名須川 知子 Nasukawa Tomoko
兵庫教育大学 幼年教育コース 教授
兵庫教育大学付属幼稚園園長(4年間歴任)
専門:幼児教育 保育内容表現
主な著書:『子どもの育ちと教育環境』法律文化社 2007:(共著)、『保育内容「表現」論』ミネルヴァ書房 2006:(共編著)、『保育内容総論』ミネルヴァ書房 2006:(共編著)、『子どもの人権と保育・教育』保育出版社 2005:(共著)、『唱歌遊戯作品における身体表現の変遷』風間書房 2004:名須川知子。
所属学会:日本保育学会、乳幼児教育学会、日本教育学会、日本発達心理学会。
 
 
「描画」講習
『子どもの発達と描画』
講師:板井 理(佛教大学非常勤講師)  会場:集会室1  定員:各30名
 
① 「子どもの絵の発達について―乳幼児期を中心に」
7月24日(日)10:00~12:30  受講料:3,000円 
 
② 「子どもの思いと描画表現―幼児期を中心に」
7月24日(日)13:30~16:30  受講料:4,000円 
 
内容:寝返りを打つ、ハイハイする、そうしたことも全て、子ども自身が望み、必死に努力した結果なのです。子どもは絵を描く力を持って生まれてくるわけではありません。目の前の物に手を伸ばし、手悪戯を繰り返しながら、絵筆を握る「手」を獲得していきます。そして、いつの間にか「単なる絵具の染み」を花や人物になぞらえ始めます。こう見ると、子どもの絵には不思議なことがいっぱいですね。今回の講座では、「子どもの絵」の発達の道筋をていねいに追いながら、子どもの心をつかむ手掛かりを模索したいと思います。そのことを通じて、子どもの心を理解し、もっと子どもを好きになれたらいいですね。あわせて、いわゆる「問題行動」のとらえ方や、「自閉傾向」を持つ子どもさんの指導をどうするのか等についても一緒に考え合っていきたいと思っています。 
○講師メッセージ:子どもの絵や姿を豊富なスライドで提示してもらいながら進める講義方式の講座です。午前・午後ともに、「ちょこっと実技」も取り入れます。また、質問に答えるコーナーも設けますので、普段感じている疑問点をお持ちよりください。
 
講師プロフィール
板井 理   Itai Osamu 
1948年大阪市生まれ。大阪教育大卒。大阪市等で小学校の教員として通算31年間勤務(そのうち18年間は障害児学級を担任)。教師生活の傍ら、幼児・障害児の美術教育を研究。大阪市内の「障害のある子どもに学ぶ図工展」の運営に携わる。2007年より、障害青年を対象とした造形
教室「ゆったり塾」を主宰。現在は、佛教大学で非常勤講師を務めるほか、全国障害者問題研究会(美術分科会共同研究者・大阪支部副支部長)、全国保育問題研究会(美術分科会運営委員)、大阪保問研(美術部会世話人)等。主な著書、「幼児の美術」(共著、あゆみ出版)、「子どもの絵はおはなしいっぱい」(フォーラムA)、「子どもの発達と描画」(かもがわ出版)等。
 
 
「和太鼓」講習
講師:野口 操(和太鼓教育研究所)   会場:小ホール(どちらも)   定員:各30名
『子どもの発達と和太鼓』

① 『5歳児での和太鼓演奏を目指して“通っておきたい道すじ”』
7月23日(土)13:30~16:00  受講料:5,000円
内容:年長児で活き活きとした演奏をと考えるなら、4歳児までに体験しておきたいことがあります。それは・・・ ①気持ちのいい「音」「響き」=快の体験、②気持ちが外へ向かう意欲を育てる「太鼓を奏でる」体験、③身体の軸をつくりリズミカルな運動発達を目指すリズム表現あそび・・・と考えます。 今回の講習では、なぜ必要なのかのお話しも交えて実際に体験していただきます。
 
② 『5歳児が活きいきと打つ和太鼓とは』 
~子どもの発達の道すじにそった演目
「あらうま太鼓」と「春鼓馬」を使って~
7月24日(日)10:00~16:00  受講料:8,000円
内容:活動に発達の観点は外せません。5歳児の成長の道すじとリンクした計画性のある和太鼓の演奏をつくる。それが大きな達成感につながります。今子どもがどういう「時」なのか、必要な働きかけはどんなことなのか。子ども理解を常に行いながら、幼児独自の演奏を創っていく実践を皆さんと学びたいと思います。(お話も交えながらの実技講習です)
※この講習では、講師の著書を販売します。ご利用ください。 
 
 
 以上、2011年夏の講習のご案内でした。
詳しくはもう少しすればHPでもアップいたしますし、チラシがご入用の方は郵送いたしますので、事務局までご一報ください。
申し込みがどしどし入り始めているようで、ご検討されている方は、どうぞお早めに!


よしたく

拍手[0回]

PR
気持ちのいい季節ですね!
花粉症の方は大変だと思いますし、黄砂もすごかったりしますが
花がたくさん咲き乱れ、新緑が美しいこの時期は
やっぱりうれしい時期です 
ヨシダもようやく薄着に・・・ 

さて、夏の講習会の内容をHPでもアップしていきますが、先駆けて、こちらでも載せておきます!
募集開始しておりますので、お申込みされたい方は、専用の宛先までファックスを。
FAX.06‐6996‐3949



“子どものやる気をひきだす”セミナー2011
夏期実技講習会
保育士、幼稚園教員、特別支援学校教員、小・中・高等学校教員対象
 
和太鼓・エイサー・ボディパーカッション・描画・特別講演
〒658-0013 神戸市東灘区区深江北町3丁目10-28‐101
http://wadaiko-edu.org/  
E-Mail:info(AT)wadaiko-edu.org
※上記(AT)は@に変換して入力してください
後援:兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、
大阪市教育委員会、大阪府教育委員会、株式会社浅野太鼓楽器店
協力:株式会社エコル・マテルネル、久留米市二軒茶屋舟太鼓


≪和太鼓・エイサー講習会 7~8月 日程≫ 

 『まつりだわっしょい・みのり祝い太鼓』
~子どもたちが楽しそう!元気いっぱい!で毎年好評です!~
7月17日(日)10:00~16:00(途中1時間休憩)  受講料:8,000円  講師:野口 操
会場:神戸文化ホール練習室1(あすてっぷKOBE4階 JR神戸駅徒歩7分)   
内容:年長児に初めて和太鼓を指導する先生方に向けてのノウハウが詰まった講習です。何から指導したらいいのか・どういうリズムが打ち易いのか・初めての運動会・発表会で初めて教える先生が取り組みやすい演目と声かけのポイントの実技講習です。どちらも弾むリズムをベースにしています。ノリノリで演奏が楽しい曲です。

 『“勇気・元気!ぶち合わせ太鼓!”』
7月18日(月祝)10:00~16:00(途中1時間休憩)  受講料:8,000円  講師:野口 操
会場:神戸文化ホール練習場1 (あすてっぷKOBE4階 JR神戸駅徒歩7分)        
内容:先生方用に和太鼓の基本の打ち方の講習と伝統演目の「ぶち合わせ太鼓」を幼児が楽しく、カッコいい振りが大好きな子どもたち用にアレンジした中身を講習します。太鼓の音だけでなく、バチも楽器や振りの大事な道具になります。大きなかけ声とからだいっぱい使って打つことと、年長児よりちょっと背伸びした曲の構成で勇壮な1曲になりました。
 
創作エイサー①『グスージサビラ~いのちのまつり~』
音楽:イクマあきら2009沖縄CM使用
7月22日(金)10:00~15:00(途中1時間休憩)   受講料:7,000円  講師:吉田 拓也 他
会場:神戸市元町会場 (JR・阪神元町駅より徒歩10分  ※パーランク持参ください(レンタル無です)。 CDは別途販売2000円
内容:実際に年長児が、保育園で取り組んだ踊りをまず紹介します。手創りパーランクもご紹介します。今回は、子どもたちの踊りを元に和太鼓教育研究所で更にアレンジした振付で講習します。隊形移動も付け運動会で取り組みやすくしてあります。
イクマあきら氏のサウンドにのって 『絶対に楽しい!!』『聴くだけで元気出る』 のイチオシエイサーです。今年の運動会はこれ!です。
 
創作エイサー②『MORE ACID BEAT!(もうあしび)』
音楽:イクマあきら2010沖縄CM使用
7月27日(水)10:30~15:30(途中1時間休憩)  受講料:7,000円  講師:吉田 拓也
会場:アゼリア大正 (JR・地下鉄大正駅→市バス大正警察前「小林」下車)
※パーランク持参ください(レンタル無です)。 CDは別途販売1000円
内容:エイサー第2弾。「もうあしび」 「いのちのまつり」の曲同様、曲の創りが判り易く指導のしやすい楽曲であることと、“まんまんまんま もうあしび~~”と思わず口ずさむ「ヘーシ」など、子どもたちが夢中になる要素たっぷりの楽しいエイサー曲です。 
 
『みんなで楽しみ、みんなで創る和太鼓 2010』
7月28日(木)10:30~16:30  受講料:8,000円  講師:野口 操
会場:アゼリア大正 (JR・地下鉄大正駅→市バス大正警察前「小林」下車)   
内容:発達障害をもつ子どもたちが、クラスのみんなと一緒に共に和太鼓を楽しめるよう、現場の先生と試行錯誤して創ってきた実践を過程を追って紹介しながら講習をすすめます。「みのり祝い太鼓」をモチーフに、そのクラスの子どもたちがより主体的に関われるように工夫をしながら、最後はホールでの演奏まで行った1曲です。
 
『あらうま太鼓“2010”』
7月29日(金)10:00~16:00  受講料:8,000円  講師:野口 操
会場:神戸市元町会場 (JR・阪神元町駅より徒歩10分)  
内容:2010年多くの現場で取り組んだ「あらうま太鼓」=リズム打ちの合間に高く足を上げて跳ぶスキップを織り込んだ演目です。幼児の「リズミカルな運動発達」を促す保育内容を踏まえて、和太鼓の演目に発展させた実践を講習致します。今回は、先生のための地打ちの仕方(子どもたちが演奏しやすい音の出し方・ リズムの打ち方など)もたっぷりと講習します。
 
『先生の和太鼓入門+“やまびこ太鼓”』
7月31日(日)10:00~16:00  受講料:8,000円  講師:野口 操
会場:富田林市すばるホール・リハーサル室 (近鉄長野線川西駅徒歩8分) 
内容:幼児に初めて和太鼓を教える先生方向けの内容です。両手打ちで大きく身体を使って気持ち良く始まった演奏から、簡単な片手交互打ちでの演奏で構成を工夫して1演目になっています。下打ちも演奏しやすいリズムで指導初めての先生でも大丈夫です。
和太鼓は据え打ちで演奏します。人数が多くても可能です。簡単な篠笛のメロデイーがあります。すり鉦を入れて演奏すると華やかになります。
 
『ぶち合わせ太鼓』
8月2日(火)10:00~16:00  受講料:8,000円  講師:かいでん まさのり
会場:神戸市元町会場 (JR・阪神元町駅より徒歩10分)    
内容:昨年好評の、かいでん氏による講習第2弾は、かつて所属されていた劇団でずっと演奏されてきた演目「ぶち合わせ太鼓」です。神奈川県三浦市三崎町の現地保存会が行ってきた旧来のスタイルを題材に、シンプルながらも起承転結のあるリズムを、力を合わせて太鼓を打ち込み豊漁を願っていく、そのことを子どもたちとイメージをふくらませて、生き生きとした演奏につなげていきたいと思います。
 
『創作和太鼓演目“一番風”』
8月4日(木)10:00~16:00  受講料:8,000円  講師:吉田 拓也
会場:神戸市元町会場 (JR・阪神元町駅より徒歩10分)  
内容:長胴太鼓を上から打つスタイルでつくりあげる演目です。シンプルなリズムでの交代打ちあり、全員が横一列に並んでの交差打ち・リレー打ちありと、まるでスリリングなゲームのように、息を合わせることを楽しんで、さまざまな「風」の流れを表現していきます。少し技巧的な部分もあり、小学生中学年以上が楽しめる演目です。(作曲:吉田拓也)
 
『和太鼓入門・2時間で完成・カンタン太鼓演目!!』
会場:神戸市元町会場(JR・阪神元町駅より徒歩10分)  
内容:まず、和太鼓についての基本的な知識や打法を講習致します。そのうえで、2時間で簡単な太鼓演目を完成させます。もちろん、2時間でできることは限られていますが、現場で短い時間しか太鼓の学習が取れない場合に、もってこいの題材を講習いたします。和太鼓の基礎的な面を 大切にしながら、先生方が子どもたちと、楽しく、手ごたえのある和太鼓の時間が作れるよう講習いたします。
8月5日(金) 10:00~12:15
受講料:4,500円  講師:吉田 拓也
8月5日(金) 12:45~15:00  
受講料:4,500円  講師:野口 操

以上、和太鼓とエイサーの講習内容でした。
次のページでボディパーカッション、描画、特別講演、ブラッシュアップ講習の和太鼓講習について載せますね

よしたく

拍手[2回]

先生の実技講習会ご報告をしてまいりましたが
ここからはどばどばっと、最後まで行きたいと思います
 
8月2日・3日
 “描画”講習
  IN大阪市
また今年も、というお声をいただき
昨年に引き続き、新見先生に講義をお願いいたしました
「保育」に即した、描画の実践について
短い中にもぎゅっと詰まった講習をありがとうございました87d58bf6.jpeg
 
8月4日
 “みのり祝い太鼓”(幼児むけ) 
  IN滋賀県栗東市
開講が危ぶまれたときもありましたが
生徒さんにお声かけをしていただいたこともあり
講習が実現できました
もちろん滋賀の先生方もおられましたが
京都からも97c308a5.jpeg
なんと大阪からも!お越しいただきました
急遽、園で和太鼓をすることになった先生方
これから和太鼓を取り入れようとする先生方
いまは現役ではないけれども
保育の太鼓にご興味のある方々
一期一会、和太鼓を通した出会い。
「来てよかった」という笑顔の言葉に、
こちらこそありがとうございました!
 

8月6日
 “入門とあわせぶち”(小学生以上むけ)
   IN大阪市
人数は少なかったですが、せっかく「入門」という内容設定に
お申込みいただいた方々に、講習ができればと何とか開講。
「楽器」というのはそもそも
“楽しむこと”つまり、気持ちの表現媒体であるはずで64dbcda3.jpeg
とくに和太鼓は、楽しい気持ちを表すこと
そしてその楽しさを皆と共有すること
そのことが自然に、まっすぐにできる楽器であると思います
曲をやり始めると、どうしても
正確さ、形に目がいくものですが
楽器がもつ本来のありようが達成できないのであれば
本末転倒であると思います
そんなことが少しでも味わえれば・・・
内容は揃い打ちの多い曲を、講師も含めて、みんなで一生懸命打ちました
 
8月8日
 “和太鼓入門ワークショップ”(午前)37ae480c.jpeg
 “ボディパーカッション”(午後)
  IN大阪府守口市
午前は2時間の和太鼓講習と、
午後は昨年も行った、山田先生のボディパーカッション講習。
和太鼓の入門的内容と、指導案つきの2時間講習というのは
案外そんなに多くのことがやれません
その短い時間の中に
学校の授業数時間で行う場合に盛り込みたいこと
実際の授業の組み立てまでを講習
短くっても、太鼓楽しい!そんな講習でした
 
ボディーパーカッションは定員一杯の方にお集まりいただき、山田先生の軽やかなトーb26415d5.jpegクに始まり、あっという間の3時間。
お集まりいただいている先生方の
顔ぶれを見せていただいていると
今日の教育現場でも、やることが一杯
子どもに対して切実に求められている問題が
山積しているのはもちろんこと
それ以外でも教師が日常行っていかないといけない
様々な事柄もあって
やりたいことがなかなかやれないが
少しでもやらないといけない
そういう回転の中でe2a3a106.jpeg
短い時間で効率的に
少ない道具で効果的に
限りある中で少しでも実のある
ということが、現場の状況でもあるのでしょう
(私たち民間も同じともいえるのかもしれませんが)
ボディパーカッションは、そういう切実なニーズに応えることが可能な
一つの活動法でもあり
そこにたくさんのヒントがあるように思いました
  
 
8月10日d576363e.jpeg
 “まつりだわっしょい”(幼児以上むけ)
  IN愛知県名古屋市
和太鼓教育研究所・初!中部地方講習会ということで
名古屋上陸してきました
前日に到着、しっかり手羽先食べて
講習をやってきましたよ!
野口さんもそうだったと思いますが
自分の関西弁を
妙に気にしてしまう・・・
聞いている方は
あんまり気にしていないのかもしれないけれど。
「そうやねん」「ちゃうねん」「ええやろ?」「ほんま??」・・・41a6663a.jpeg
 
中部地方はとても和太鼓が盛んな地域ですから
どんな感じなのかな?と思っていましたが
子ども達に、和太鼓を使った内容のある取り組みをしたい
そういう熱意を持った先生方というのは
太鼓を打つ姿、講習に臨んでおられる姿の後ろ(背景)に
“子どもと真剣に向かい合っている”
雰囲気というか、オーラが漂っており
関西も中部も関係ないのだな
ということを改めて感じました
そういう参加される先生方の熱意が高ければ高いほど
私たち講師陣も気持ちが乗り、やらせていただきました
名古屋の講習会、ありがとうございました!ccf945dc.jpeg
 
 
とまぁ、今年の講習会
一応これで関西圏と中部は打ちどめっ!です。
一番の千秋楽は九州・久留米なので、
そのご報告は野口さんよりしてもらえると思います。
 
子どものやる気を引きだすセミナー夏期実技講習会2010を
支えていただいた関係者の皆さま
当日に色々な部分でお手伝いいただいた皆さま
参加していただいた先生方
本当にお疲れ様でした。
無事、全日程を終えることが出来ました。
ありがとうございました。
暑い夏が、まだまだ続きますが、皆さま、お身体ご自愛ください。
 
そして、この夏のワークショップで学んでいただいたもの
・・・それはつまり「教えらえたもの」ではなく、
ご自身の体験で「学びつかんだこと」を・・・
秋からの実践につなげていただければ幸いです。
子ども達が、どの子もひたむきに
太鼓や、その他いろいろな取り組みに向かう
そういう実践が、いろいろなところで花開くことを
心から応援しております。
 
特定非営利活動法人 和太鼓教育研究所
吉田拓也

拍手[2回]

ブラッシュアップ講習の翌日、こんな出来事に見舞われるとは思っても見ませんでした。
その前日、「なんか変なにおいがする」と言っていた事が
思わぬ事態につながるなんて。
 
 
8月2日
 “走馬一群”(小学生以上むけ) 
  IN神戸

この講習、本当によく実現できた・・・と心から思います。
なぜなら、ですよ
講習会場に行きかけた、当日朝
走り始めた車の両側から突如、もうもうと白いけむりが。
なんだ、なんだ!??
白い煙は瞬く間に車をすっぽり包む勢いに巻き起こり
通り過ぎ行く通行者は、なにごと!?という目で見ている
どないしたんや?こりゃ???
わし爆発してしまうんちゃうか!!?えらこっちゃ
水温計を見ると振り切っている。そういうことか。
オーバーヒート。
水蒸気が煙のように立ち上っていたことが判明
すぐにエンジン停止。
一瞬頭の中が白くなりましたね。
いまから講習会。わしメイン講師。
先生いない、太鼓ない、ではお話になりません。
 
車を家の近くに一応止めて、空ペットボトルにあるだけ水を汲みダッシュで戻り、気をつけてラジエーターに水をそそいでみたら、まったく水がすっからかんじゃないの。瞬く間に水がなくなったので近くの小学校で汲ませてもらい、さらに注入したら、ホースのある部分から水が漏れていることが判った。とりあえず入れられるだけ入れて水温計を見たら、温度は下がっている。
トヨタレンタカーまでこわごわ走り、車を借りるべく店員さんに頼んでみたものの当日、いきなり借りたい車を貸してくれるほどにレンタカー屋さんも甘くないのね。
 
こうなったら、賭けじゃ!souma1.JPG
 
車にこれ以上壊れないでおくれよぅと祈りつつ
10分ごとにラジエーターに給水を行い
何とか講習会場までだましだまし走るぞ
信号止まるたびにエンジンストップ
冷房入れるなんてもってのほか
定期的に水注入しつつ、
むろん暑いのと、心配とで大汗かきつつ
太鼓車君、もってくれよーと祈りつつ
なんとかかんとか、会場に着いた!!
講習開始の30分前ですわ
ぎりぎりセーフで必死に搬入、無事講習はできたのでした
 
講習自体は、毎年来ていただいている先生方が多くsouma2.JPG
創作もの組太鼓曲を皆で作り上げることができました
 
ま、結果オーライな話しですが
よく走ってくれているけれども
ご老体の太鼓車君について考えさせられた出来事でした
 
車屋さんに故障車と台車を交換してもらい
生徒さんにも手伝ってもらって
太鼓を無理無理押し込んで無事、帰ることが出来ました
 
ありがとうございました。深く皆さんに感謝、感謝なのでした。
 
冷や汗2リットル よしたく

拍手[3回]

春に関係者で今年の講習企画をしているときに、「宿泊型のものができないかな?」
「太鼓だけでなく、色々な領域の講習をそこで一緒にできないかな?」
という話が出て、それならば…とできたのが
この2日ものセミナー。
 
7月31日と8月1日
 今年のスペシャル企画
  第一回『保育技術ブラッシュアップ!』講習 IN神戸

関西だけでなく、浜松からご参加の先生方もおられ
ぎらぎら太陽の神戸市北区会場で
4領域の講習が実現しました
 
こちらは“リズム体操”の「パフリング」。322a054f.jpeg
さすがは講師の河野先生、リズム体操を40年あまり
数多くの場で普及されてきているだけあって
お話だけでもどんどん引き込まれて面白く
そこに理論に裏打ちされた実技が加わり
先生方の日ごろの保育に即使える
引き出しが増える、そんな講習でしたね
写真はパフリングを投げ合っているシーン
簡単そうにみえるけれど
思ってもみない方向に飛ぶときも。あーれー
親しみやすいけれども、案外奥が深いのでした。
 
 
こちらは“保育カウンセリング”。d12b5f14.jpeg
常日頃、感じている問題点や解決したい点について、
さらにはどう考えればよいのかな?と思いつつも
なかなか慌ただしい仕事の中では聞くことができない
または話し合うことができない点などにスポットをあてて
保育の専門家である大谷先生が
参加者の立場によりそいつつも
さまざまな観点からレクチャーをされていました
また、参加者同士が問題解決への視点を出し合うことで
より自分たちのものにされているように思いました。
「最初は時間が長いなーと思っていたけれど
 いろいろ深められた。もっともっとやりたいぐらい。」
とは参加者の方の言。
 
 
こちらは“楽器あそび”。79076e94.jpeg
現役の大学教授である 朝倉先生が
静かな語り口調でありながら
保育現場での音楽あそびについて
「楽しい」と思えることは大切だけれど
楽しかったらそれだけでいいのか?
むしろ、「表現する」ことができること
そうすればいずれ楽しいにつながるのではないか
というような、同じ楽器を使って遊ぶのであれば
何が大切にしたい点なのかを具体的にわかりやすく
そして時に鋭く、講習されていました。
 
 
そして、“和太鼓”。2612589b.jpeg
1日目はさまざまなリズム楽器や
手作りばけつ太鼓でのセッション!?に始まり
和太鼓の導入法から
2日目は演目「あらうま太鼓」へ。
参加されている先生方がみな
とても意欲的で
それがジャンプの高さにも現れている!
かけ声あふれ
バチあわせの鋭い音
太鼓の強い響き
勢いに満ち満ちた8bc6d4e1.jpeg
熱のこもった和太鼓講習でしたね
 
1日目夜は焼肉とビールが最高でした
喰意地が人一倍のボクは
J保育園の先生方がとても要領よく焼いてくれる横で
さらに要領よくどんどんと口に運んでいました
うまかった♪
 
そしてその後の交流会、
盛り上がりましたねーーー
企画進行をJ保育園重鎮の先生方に
まるっきりお任せさせていただいたのですが8d65ce27.jpeg
まさかまさかの
前代未聞。七転八倒。抱腹絶倒。
私たちが企画したらこうはできない。
哺乳瓶はや飲み競争や
フォークダンス?大声叫び大会??のような友だちつくりゲーム、
チーム対抗・水なしスナックはや食べ大会
(はや食い飲み系が若干多し・・・ということはよしたく強し)
体内アルコール度数が高いのも手伝っているのか?
会場が歓声と激しい足音で大きく揺れていました
楽しかったですね お世話、本当にありがとうございました

合宿型だからこその、講師と生徒さんとの結びつき
生徒さん同士のつながりが深まり
日ごろの現場を離れた森の中で
仕事のことを思い浮かべる
やろうとする事柄の内側にあるもの
何が大切かを考える
そんな2日間にしていただけたのではないでしょうか
「自信がつきました」とおっしゃっていただいた先生もおられ
また、来年も企画できればと思いました

よしたく



これはまったくの余談。どうでもよいはなし。

1日目の夜眠りにつき・・・夜中3時ごろ、あたりはまだ闇の中
静寂を切り裂く、不快感100%の飛行物体が。
ぷ~~~ん ぷ~~~ん
最初は頭にタオルを乗っけてやり過ごそうとしたのだけど
なぜか 顔の付近を何度も
ぷ~~~ん ぷ~~~ん
お の れ ー 
電気をすかさずつけて見回すがもはや見当たらない
ええい、顔以外ならどこでも煮るなり焼くなり好きにしろっ
とタオルを頭のみ厳重にまいて腕や足を放り出しても
頭の上空 数センチ 
ぷ~~~ん ぷ~~~ん
んにゃろー、頭にきた
電気をつけて奴が出てくるのを待つこと10分。
きた!ぴしゃ!!
うわ逃げた、待て!
ぴしゃ!ぱしゃ!!
真夜中の攻防はそのあとも続き・・・
翌朝、なぜか寝ぼけていたのはそのせいです。あしからず。
 
そういえば明け方、薄明るくなってきた4時ごろ
山間の森でヒグラシが大合唱していました
とても幻想的な音世界を
攻防に疲れ果てた寝ぼけ頭でうっすら聞いていたのでありました
 

拍手[0回]

Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
忍者ブログ / [PR]