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日本の伝統楽器、和太鼓。この和太鼓というとても原始的な楽器を全ての人々の「健康で心豊かな生活づくり」のためにどのように活用できるのかを研究・実践・修養する機関としてNPO法人をつくり、日々活動しております。スタッフのいろいろ報告ブログです!
さきほど載せた「子どものやる気をひきだすセミナー」記事のつづきです

例年大人気の、山田俊之先生のボディパーカッション講習と
和太鼓講習の名古屋会場、九州会場について、
さらに「保育者のためのブラッシュアップ講習」と題して
特別講習、描画講習、そして和太鼓講習を2日間行います。

以下、そのごあんない↓です


「ボディパーカッション」講習
『子どもの自己表現力やコミュニケーション能力を高めるボディパーカッション教育』 入門編から発展編へ 
8月7日(日)
13:15~14:15  ボディパーカッション“入門編”
14:30~16:30  ボディパーカッション“発展編”
16:30~16:45  質問コーナー
受講料:5,000円   講師:山田俊之
会場: アネックスパル法円坂 多目的室1(旧音楽室)
内容:“ボディパーカッション”は、1986年(昭和61年)に山田氏が当時小学校4年生の子ども達を担任したとき、あるキレる男の子への関わりをきっかけにして、学級経営の一環としてクラス全体で身体を叩いてリズムアンサンブルを行うことから始まりました。ボディパーカッション(body percussion)」という名称は、手拍子、お腹を叩く、膝を打つ、足踏み、ジャンプ、お尻を叩くなど身体の様々な所を叩いて音を出し、リズムアンサンブルを作り上げる事から名付けられています。
講習会ではボディパーカッションの楽しい実技、指導法、最近の山田氏の実践エピソードなどを織り交ぜながら進めていきます。学校教育の場はもちろん、幼児の現場や、特別支援教育の現場など、さまざまな場で実践することが可能であり、多くの関係者の皆さまにおすすめする講習の一つです。
“入門編” では、子どもたちと最初に実践できるボディパーカッションのいくつかをまず体験していただきます。“発展編”では、いろいろな曲の紹介や、参加される先生方の現場で行いやすいさまざまな例を講習します。「全身でリズムを表現する」「誰でも楽しめる」ボディパーカッションの実際を、限られた時間内ですが、広く、深くお伝えいたします。
 
※講習当日、山田氏の著作書籍、DVDを販売する予定です。
 
和太鼓 名古屋・福岡
名古屋市会場 
『和太鼓入門+みんなで楽しみ、みんなで創る和太鼓2010』 
8月11日(木)10:00~15:30 (途中45分休憩) 受講料:7,500円 講師:野口 操
会場:名古屋市立青少年文化センター 第1スタジオ
内容:和太鼓指導が初めての先生方には和太鼓の基本の打ち方と、子どもへの指導場面のポイントをまず講習致します。発達障害をもつ子どもたちが、クラスのみんなと一緒に共に和太鼓を楽しめるよう、現場の先生と試行錯誤して創ってきた実践を過程を追って紹介しながら講習をすすめます。「みのり祝い太鼓」をモチーフに、そのクラスの子どもたちがより主体的に関われるように工夫をしながら、最後はホールでの演奏まで行った1曲です。
 
九州・福岡会場 
和太鼓入門+移動打ちの演目『清流登り打ち』
8月28日(日)10:30~15:30(途中45分休憩)  受講料:7,000円  講師:野口 操
会場:久留米市内会場(詳しくはお問い合わせ下さい)
内容:和太鼓の打ち方の基本の講習と 関刀鼓作曲の「清流登り打ち」をアレンジして実践したものを講習します。川の自然の音を和太鼓の音やリズムで表現し、和太鼓をクロスのバチさばきで移動して打つ演奏は、子どもたちがとても興味をもって意欲的に取り組みます。講師のアレンジを入れて実践したものを講習します。運動会・発表会に最適です。
 
 
 
子どものやる気をひきだすセミナー特別企画
保育者のためのブラッシュアップ講習
「劇」「和太鼓」「楽器演奏」など、表現活動というのは、ややもすると「できる」「できない」とか「やり方」を中心に四苦八苦してしまい、色々と難しいと感じる場面もおありではないかと思います。今回のブラッシュアップ講習では参加者の皆様に、まずは表現活動の原点に立って頂き、短い時間ではありますが、「子どもの見えない力を育てる保育者像」を目標に、3つの専門コースそれぞれの分野から学んで頂ければと思います。
 
○会場:全て『大阪市 鶴見区民センター』内(小ホール・集会室)
 
 
「特別講演」
『乳幼児の表現を深める―“理解すること”を中心に』
 
今回の「ブラッシュ講習」にそった特別講演&簡単なワークショップです。日頃不安を抱えていらっしゃる先生方はチャンスです!現場を熟知された講師の理論と実践の両軸から参加者の皆さんに“目からウロコ”のアドバイスが沢山頂けます。
 
7月23日(土)10:00~12:00
講師:名須川 知子(兵庫教育大学教授)
会場:集会室4   定員25名
参加料:3,000円  
内容:「子ども理解」は、保育の原点ですが、日々の保育を振り返るとき、先生方の「振り返り」はどんなやり方をしていらっしゃいますか?子どもたちから観えるもの・・・それらに「気づく」保育者としての目は?
少しですが簡単なワークショップも交えてお話を進めめたいと思います。ご質問も遠慮なくお寄せください。
 
講師プロフィール
名須川 知子 Nasukawa Tomoko
兵庫教育大学 幼年教育コース 教授
兵庫教育大学付属幼稚園園長(4年間歴任)
専門:幼児教育 保育内容表現
主な著書:『子どもの育ちと教育環境』法律文化社 2007:(共著)、『保育内容「表現」論』ミネルヴァ書房 2006:(共編著)、『保育内容総論』ミネルヴァ書房 2006:(共編著)、『子どもの人権と保育・教育』保育出版社 2005:(共著)、『唱歌遊戯作品における身体表現の変遷』風間書房 2004:名須川知子。
所属学会:日本保育学会、乳幼児教育学会、日本教育学会、日本発達心理学会。
 
 
「描画」講習
『子どもの発達と描画』
講師:板井 理(佛教大学非常勤講師)  会場:集会室1  定員:各30名
 
① 「子どもの絵の発達について―乳幼児期を中心に」
7月24日(日)10:00~12:30  受講料:3,000円 
 
② 「子どもの思いと描画表現―幼児期を中心に」
7月24日(日)13:30~16:30  受講料:4,000円 
 
内容:寝返りを打つ、ハイハイする、そうしたことも全て、子ども自身が望み、必死に努力した結果なのです。子どもは絵を描く力を持って生まれてくるわけではありません。目の前の物に手を伸ばし、手悪戯を繰り返しながら、絵筆を握る「手」を獲得していきます。そして、いつの間にか「単なる絵具の染み」を花や人物になぞらえ始めます。こう見ると、子どもの絵には不思議なことがいっぱいですね。今回の講座では、「子どもの絵」の発達の道筋をていねいに追いながら、子どもの心をつかむ手掛かりを模索したいと思います。そのことを通じて、子どもの心を理解し、もっと子どもを好きになれたらいいですね。あわせて、いわゆる「問題行動」のとらえ方や、「自閉傾向」を持つ子どもさんの指導をどうするのか等についても一緒に考え合っていきたいと思っています。 
○講師メッセージ:子どもの絵や姿を豊富なスライドで提示してもらいながら進める講義方式の講座です。午前・午後ともに、「ちょこっと実技」も取り入れます。また、質問に答えるコーナーも設けますので、普段感じている疑問点をお持ちよりください。
 
講師プロフィール
板井 理   Itai Osamu 
1948年大阪市生まれ。大阪教育大卒。大阪市等で小学校の教員として通算31年間勤務(そのうち18年間は障害児学級を担任)。教師生活の傍ら、幼児・障害児の美術教育を研究。大阪市内の「障害のある子どもに学ぶ図工展」の運営に携わる。2007年より、障害青年を対象とした造形
教室「ゆったり塾」を主宰。現在は、佛教大学で非常勤講師を務めるほか、全国障害者問題研究会(美術分科会共同研究者・大阪支部副支部長)、全国保育問題研究会(美術分科会運営委員)、大阪保問研(美術部会世話人)等。主な著書、「幼児の美術」(共著、あゆみ出版)、「子どもの絵はおはなしいっぱい」(フォーラムA)、「子どもの発達と描画」(かもがわ出版)等。
 
 
「和太鼓」講習
講師:野口 操(和太鼓教育研究所)   会場:小ホール(どちらも)   定員:各30名
『子どもの発達と和太鼓』

① 『5歳児での和太鼓演奏を目指して“通っておきたい道すじ”』
7月23日(土)13:30~16:00  受講料:5,000円
内容:年長児で活き活きとした演奏をと考えるなら、4歳児までに体験しておきたいことがあります。それは・・・ ①気持ちのいい「音」「響き」=快の体験、②気持ちが外へ向かう意欲を育てる「太鼓を奏でる」体験、③身体の軸をつくりリズミカルな運動発達を目指すリズム表現あそび・・・と考えます。 今回の講習では、なぜ必要なのかのお話しも交えて実際に体験していただきます。
 
② 『5歳児が活きいきと打つ和太鼓とは』 
~子どもの発達の道すじにそった演目
「あらうま太鼓」と「春鼓馬」を使って~
7月24日(日)10:00~16:00  受講料:8,000円
内容:活動に発達の観点は外せません。5歳児の成長の道すじとリンクした計画性のある和太鼓の演奏をつくる。それが大きな達成感につながります。今子どもがどういう「時」なのか、必要な働きかけはどんなことなのか。子ども理解を常に行いながら、幼児独自の演奏を創っていく実践を皆さんと学びたいと思います。(お話も交えながらの実技講習です)
※この講習では、講師の著書を販売します。ご利用ください。 
 
 
 以上、2011年夏の講習のご案内でした。
詳しくはもう少しすればHPでもアップいたしますし、チラシがご入用の方は郵送いたしますので、事務局までご一報ください。
申し込みがどしどし入り始めているようで、ご検討されている方は、どうぞお早めに!


よしたく

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