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日本の伝統楽器、和太鼓。この和太鼓というとても原始的な楽器を全ての人々の「健康で心豊かな生活づくり」のためにどのように活用できるのかを研究・実践・修養する機関としてNPO法人をつくり、日々活動しております。スタッフのいろいろ報告ブログです!
高校和太鼓部の甲子園ともよべるのが
“全国高等学校総合文化祭”の郷土芸能部門。
今年は宮崎県で行われる予定ですね・・・こちらがHP
 
郷土芸能部門は“伝承芸能”と、“和太鼓”の
2つにコースがわかれており
たくさんの学校が和太鼓なら10分、伝承芸能なら15分弱の時間を使って
趣向をこらした、さまざまに変化のとんだプログラムを
演技・演奏して、入賞を目指すわけです。
 
先日の日曜日は
その全国高文祭の郷土芸能部門で4cc8ca77.jpeg
今年は和太鼓の部に出演する
徳島県のK支援学校・和太鼓部さんにお伺いしてきました
 
昨年、こちらの和太鼓部さんに
高文祭用の太鼓演目を作曲させていただき
今回はその演目の未完成部分をメインに
太鼓指導をさせていただくことになったのです
 
練習は体育館でされているのですが
昨年の指導は真夏だったので、Tシャツが瞬く間に汗でびしゃびしゃになった
今年はまだ6月上旬。ということは
涼しいな♪ よかったな♪ ほっ。
という気持ちで現地に到着してみると
「日曜日で近隣地域の方に配慮しなくっちゃぁいけないのです」(B連長先生談)
と体育館は窓締め切りの、ほんのりサウナ状態。
指導開始20分の時点で、
身体中から汗がどばどばっと噴き出し
シャワー浴びた?という状態になったのは言うまでもありません
 
今回付け足した部分というのが3cf3f518.jpeg
太鼓をたたくこと以上に
踊りのエッセンスをちりばめたものだったので
飛んだり座ったり、そこからまた飛んだり・・・
という、いわゆる重めのスクワット運動であり
全身汗まみれは当然の結果でした
ボクだけでなく、それは生徒さんもいっしょ。
 
和太鼓部の皆さん、昨年1・2年だった子たちが
1年間の間に相当に逞しく、力強くなっていましたね
特に当時1年生だった子たち、何だか昨年は頼りない感じだったのに
気温の高い体育館の中であっても
こちらを見る視線、食い入るような眼差しが
彼ら・彼女らの成長を感じずにはいられませんでした
練習の積み重ね、そして数々の本番が
育ちの年輪として深く刻まれていっている証なのでしょう
みんな、いい顔をしていました
 
そんなこんなで
とても熱心に真剣に、あっという間の4時間。
先生方の熱意も相変わらず、すごい。
時折飛ぶゲキが、高校生諸君にとっては愛のムチですね。
打たれ弱いボクが生徒なら、若干(いや、かなり?)凹みそうなおコトバも
彼らは、元気よく「はいっ!」と受け止めていました。
素直です。まっすぐです。高校生、いいな!
 
お疲れさまーのあと
先生に連れて行ってもらいました
徳島ラーメンのおいしいお店“ふく利”さんへ8012681f.jpeg
(いやっほー)
徳島ラーメンは
生卵を落とすのが一つの特徴らしい。
汗を3リットルぐらい流したので?
塩分高めのラーメンがやたらとおいしい。
ご飯もてんこ盛りでおなか一杯、満々足。
ご馳走様で御座いました

先生方、ありがとうございました。
 
全国高文祭まで、あと約50日
さまざまな制約も多い中での練習
演奏をどこまで仕上げられるか
きっと素晴らしい演奏になると、切に願い
遠くより力一杯応援をいたしております
 
よしたく

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私立のH学園中学校3年生
修学旅行に沖縄に行くから
その事前学習として、有志でエイサーを覚えたい
そしてそれを文化祭で発表したい
ついては指導してもらえませんかーとの連絡を受け
3回ほどお伺いをしておりました
男子校だから、約30名の3年生男子。
スポーツ有名校ということもあるのか
身体つきはすでに高校生だな、こりゃ、という子も多数。
 
最初はどこか恥ずかしげ
練習の列を並ぶのも
おまえが前にいけよ
いやいやお前やろ
なんて感じで後ろで肩こつきあってる
中学生男子らしいといえば、“らしい”子たち。
でも休憩時間になると
にやにや、仲間とじゃれあいつつこちらに寄ってきて
「せんせ、沖縄のひと?」 ・・・ ちゃいますよ
「せんせ、どこに住んでんの?」 ・・・こうべやで
「せんせ、釣りすんの?」 ・・・ つ、つり?なぜ??
など、唐突・思いつきの言葉をまっすぐ向けてくる
こういうコミュニケーションはたのしい
 
そんなこんなでやっているうちに
案外見ているよりムズカシイ
案外しっかり身体を動かすのだな
というのがわかったのか
身体の動きが徐々に大きくなってきた
腕も足も大きく動かすとオモシロい
2時間の練習はあっという間だった
表情が晴れているなあ。これが踊りの醍醐味。
 
エイサーの掛け声のヘーシも
具体的に、「こんな風に声を発して!」
というと、そのとおりやってみようとする
素直な子達だなー
柔軟な頭と身体、それに素直にやってみようとする心があれば
吸収力はとても高い。
3回目の練習はとても熱の入ったものになり
いい踊りが出来上がりました
 3567f821.jpeg
ピロティでの練習だから、なんだか暗い写真だな→
 
で、今日が本番!。
うまくいったのでしょうか?
伸び盛りの勢いそのままの
いい舞台ができることを祈っております。
 
 
 
さてさて。
この度、和太鼓教育研究所・幼児部門専用の
「わくわく和太鼓リトミック」ブログが
できました。
もちろんブログの管理・書き込みは主に
のぐち先生です。
みなさん、そちらへもどうぞ足を運んでいただければと思います。
<現在工事中です。もうしばしのお待ちを>

そのうちに和太鼓教育研究所のHPからも飛べるようになると思います。
 ・・・K隊員さま、よろしくお願いいたしまする


あとさらに、インフォメーションですが、
今年2月に行って好評であった松村組講習会を、
来年3月に合宿型で行います。どうぞそちらのページも見てください。
松村組和太鼓講習会2010年春IN神戸へは
こちらから「松村組講習会」ページへとんでね♪


よしたく

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高校生・文化部のインターハイとも呼ばれる
高等学校総合文化祭が今年は三重県で行われたのですが
そのオープニングで和太鼓演奏を
三重県立の特別支援学校高等部3年生の皆さんが演奏をされましたa3509817.jpeg
 
その演目作曲・楽曲提供を吉田がさせていただいたのですが
とても好評だったと喜びの声を
先生方からお言葉をいただきました
新聞号外にも演奏風景が掲載されたようです →
「たくさんの人から“よかったよ”と言ってもらえました」とのご報告を聞くと
ボク自身、率直に、素直に、本当に、とても嬉しい!!気持ちになりました
関わらせていただいて、ありがとうございました!
 
曲づくりはいわば、設計図づくりですから
その設計図を元にc106355d.jpeg
実際の演奏へと、形に創り上げていく
仕上げていくプロセスは
非常にたいへんな作業で
試行錯誤の連続であったと思います。
たぶん、現場の先生方の熱意や、真摯さ、工夫や努力と
子ども達のパワーがひとつになり
その賜物として
ひとつの結果がうまれたのではないでしょうか
 
曲をつくるときについて回る悩みは
現場でも同じようについて回るテーマでしょう。
 
練習回数や子ども達の状況など、“現実的にできるかどうか”という視点と、
子ども達の“成長の伸びしろ”や
この取り組みを通じて“育てたい”とする指導者側の気持ちとの
せめぎあい。
表現したい想いを形にした
“振り”や“リズムフレーズ”や“曲の構成”などと、
実際に見てもらっている人たちに客観的に伝わっていくものとの
すりあわせ。
そこには現実性と理想とのバランス感覚が
常に求められてくる
 
ああでもない、こうでもないと
その演奏に賭ける気持ちと、やってみる繰り返しが
さまざまな閃きや発想を生み
たくさんの人の熱意や努力
心を合わせた集大成が
本番という一度かぎりの大舞台で
大輪の花を咲かせる・・・
 
本番、見に行きたかったなぁという気持ちがありますが
またの機会に、どこかでお願いします。
 
 1a0db0ec.jpeg
先日から行かせていただいていた
徳島県立のとある養護学校さんの演目づくり
先週、3回目にお伺いしましたが
まっすぐに向かう
子ども達、そして先生方の力が一つに合わさり
きっと、ここの和太鼓部さんの演奏も
とてもいいものができあがるのではと思います
何より生徒さんも、先生も
本当に一生懸命(ボクも背筋がしゃきんと伸びました)。
遠くより力一杯、応援しております。
 
おっと、それから。5f505ed7.jpeg
徳島県てホント阿波踊りの本場なのですね
有名“連”は、本番近づくと
河原や公園などで
夜な夜な力一杯練習していて
傍らでその風景を見るだけで
ちょっと得した気分。
ここは南の国か?日本なのか!?と思ってしまった次第であります。
この写真は盆前に指導にお伺いしたときのフォトね→

「本番」という、“一瞬”にかける楽しさに
わたしたち人間はナゼこんなに取りつかれるのでしょうか・・・ね
 
よしたく
 

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「和太鼓フェスティバルやコンテストなどで
 賞を狙うぐらいの、
 そんな楽曲をつくってほしい」
 
という作曲の依頼をいただいたのは今年の5月。
 
徳島県にあるとある養護学校さんc2517a37.jpeg
高校生の和太鼓部へ
作った曲の指導に
この間2度ほどおうかがいしております。
 
あーでもない こーでもない と
曲のモチーフや構成、舞台演出的なことも考えつつ
子ども達の持つ現在の力や、これからの可能性
そして和太鼓の台数や、メンバーの人数
練習量等、さまざまに考える要素があり
当然ながら、徳島県・・・阿波という地方特有の
伝統芸能である“阿波踊り”のエッセンスもちりばめて
なんとか形になったのが7月上旬。
 
その曲を7月下旬と、8月下旬にb1941c69.jpeg
高校生と汗みどろになって曲作りにはげんできました
 
作曲も大変
でも、現場で子ども達と曲をつくりあげるのは、もっと大変
 
大変だからやりがいがあるし、おもしろい!!
身体はくったんくったんになるけれども
舞台表現を創造する楽しさを
ボクも一緒に味わわせていただいております
 
子ども達の素直さ、一生懸命さに助けられ
現場の先生方の子ども達にかける熱意に敬服しつつ
力一杯させていただきますよっという気持ちの
わくわく徳島行きなのでした

よしたく

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音楽の選択授業2回と
本番前の当日リハーサルの1回、
合わせて3回の指導で
文化祭オープニングの太鼓をしたい!
とのことで、兵庫県立高校さんに
先日2回ほど、お伺いをしておりました。
 
同じ地域の高校さんから太鼓を借りてこられてやったのですね。
 
尼崎のアルカイック大ホールで文化祭を行うらしく
和太鼓を楽しむだけでなく
カッコよく発表することも達成しないとなぁと思いつつ・・・
  
とても新しい校舎なのに、音楽室のある棟は
3階の中で、どこかの階しか空調をつけることができない (ん?ナゼ)
ということらしく
この時期特有の“補修”を 2階教室でしているから
1階の音楽室で太鼓練習をやるならば
学問の集中度や知識獲得度を高める意味でも
騒音を封じ込める意味でも(!)
当然2階の教室にクーラー入れて窓を締め切るべし!!
との決定が成されたようで
われら太鼓隊は致し方なく
真昼のうだる湿度と高温と、あたたかくモワモワした熱風吹き抜ける中
当然ながらに大汗をかきつつ、ときおりクラクラしつつも
ドカドカ高校生と太鼓打ち鳴らしたのでした。。。 ぅあぢぢぢぢ
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4台の太鼓、やぐらの台をつかい
横打ちの演目をおよそ16人ほどで。
 
1回目のときは“授業”ということもあり
姿勢や態度が、ちょっと引き気味
または受身な感じがしたのですが
2回目の指導までの間に、自分たちで
1度練習していたこともあったのか
熱のこもった練習になりました。
 
高校生ぐらいの年代って、本当に
感覚を使って捉えることの
とても上手な年代だなーと改めて思います
 
さてさて、9月上旬にリハーサルと本番をします。
夏休みの練習で、もっと自分たちの太鼓が出来上がることでしょう!
次回が楽しみだ!
 
 
そういえば、高校生ということでちょっとインフォメーション
 
高校生の文化の取り組みの、野球でいえば“甲子園”にあたる
全国高等学校総合文化祭(略して全国高総文祭)
が今年は三重県で行われるのですが
その「郷土芸能の部」のオープニングで
私 吉田拓也が作曲させていただいた曲を
三重県のとある特別支援学校高等部・和太鼓部のみなさんが
演奏されます。
「本番、見に来ませんか?」と担当の先生に声をかけていただきましたが
あいにく夏の講習会の真っ只中で、残念。。。
もし行かれる方がいらっしゃれば、どんなだったか聞かせてください!
 
・・・郷土芸能の部では、和太鼓や邦楽器の演奏などが行われるそうです。
 

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