忍者ブログ
日本の伝統楽器、和太鼓。この和太鼓というとても原始的な楽器を全ての人々の「健康で心豊かな生活づくり」のためにどのように活用できるのかを研究・実践・修養する機関としてNPO法人をつくり、日々活動しております。スタッフのいろいろ報告ブログです!
 
 
まずひとつめ。K講師がなかなかいい感じで奮闘してのキッズ教室。いきなりK講師の成長目覚ましい姿に感動。子どもへの指示もピシッとキリッと締ってことばも判り易い。
いろいろな状況もあるのはあるが・・・??なかなかいい感じ・いい感じ。
 
子どもが集中する上で和太鼓の種類・音色はとても重要な要素になっているとも改めて感じた。K先生、頑張って!期待してるよ。。
 
次は、6年生が半分しかも男子が多いジュニアクラス。
座奏の斜め打ちに挑戦ということで「しんどーい」の連発は「しゃあないでしょう」「腹筋背筋しっかり使って」・・ガンバレジュニア!と若干の厳しめ目線の野口せんせでありました。
 
6年生という学年には私はひときわ思い入れがあります。この学年はそれはそれは素晴らしい一年なのですよ。
生涯二度とやってこないであろう即時力のある時期なので、子どもが自分でも驚く位の力を発揮できる年齢なのです。きっとY先生は子どもたちの潜在する力を引き出し音もパワーも溢れる演奏になると期待しています。
まだまだまだ・・まだまだまだですぞ・・
 
さて、堺市クラスでは、3つ目にもうひとつ一般クラスがあります。
和やかにほっこりと和気あいあいと進められています。
 
私は前日が夜遅かったのと少々お疲れで・ちょっと外へ笛の練習兼ねて
ふと見るとなんと見事な銀杏の樹が・208cb088.jpeg
 
 
陽だまりの石に腰かけて・ちょっとウトウト・・(すんません・・)
園舎から聞こえる太鼓のリズムもこのウトウトにはぴったりのオスティナート・
 
 
で、堺から柏原への移動。車中で昼食。高速をぶっ飛ばして無事柏原へ。
私は食べた弁当が小さくて「足らん足らん」を連発するので、仕方なしにコンビニに寄ってくれた。
 
会場に着くとMさんがもう台車を用意して駐車場で待っていて下さる。すごい!!
K講師は先回りして一足先に会場で子どもたちを待っています。見事な連携に感謝。
私たちは、ついさっき積み込んだ太鼓を再度搬出。
 
えんやらやとなんとか搬入。。みなさまの連携のお陰です。
ほんまにありがとうございます。
 
さあまずは「和太鼓チャレンジ!」の小学生A班。息つく間もなく開始。
 
小学生A班は低学年が多いのですが、みんな行儀がいいのと(約束をきちんと守ってくれる)こちらの話がしっかり聴けることに感心しました。
 
練習会場は、決して広いところではありません。むしろ大分狭い。なので、会場に来るところから部屋にはいるまでにいろいろなお約束が作ってあります。それを毎回スタッフの方が子どもたちのお世話をしてくださっています。粛々と子どもたちは練習室に入ってきます。
 
開催を決める時このスペースに少々の不安がありました。しかし、今実際の子どもたちの様子を観ていると太鼓の面白さともうひとつの面白さが生まれている感じがします。
 
部屋の限られたスペース。
 
それが決してマイナス要因になってはいないと思いました。
というのは、子どもは群れて遊ぶことが好きです。わざわざ狭いところを見つけてその中に入り込んで子犬のようにして身体をくっつけあってあそぶ。そのこと自体が楽しい。
太鼓を打つ子どもたちの様子を観ていると、隣の子どもとの微妙な距離と空間を上手に共有しています。
ぶつからず動きがとれるように身体をちょっと動かしたり、寄ったりして上手に「上手いこと」やっています。
 
そういえば京都の「どんつく」でも大人が「狭いなあ」と思うところで出演したり、お祭りのときに披露する境内は、足元が砂利でしかも周りにギャラリーがいはってバチが当たるかどうかとか、子ども同士の交代打ちもギュンギュンの狭いスペースでやっています。
でもそんな時の方が案外いい演奏をしていますね。
 
大人にとってや和太鼓演奏というところだけの観点では、物理的な条件をすぐ考えてしまいますが、子どもの特性や気持ちを推し測ったとき「楽しい」と感じるものは違うかもしれません。
 
 
チャレンジの子どもたちも終わってからどんな感想をもってくれるかわかりませんが、狭い狭いところでなんか面白かったなあと感じてくれたら、子どもらしくてこれはこれでいいなあと私は思いました。
 
中身はどんなことをしているかは、発表会でのお楽しみですが、リズムに動きが加わってきて「○○○太鼓らしく」なってきました。やはり動きが入ってくると子どもたちのやる気は増してきますね。
 
ちょっと堅い表現になりますが、部屋に充満する「響きと音そして人間の動く動きそのもの」が相まって「脈動するリズムを創り出す」ので心地いい流れが生まれます。このことは、「リズムの本質」に触れることだと思います。
 
  
こうして時間と音を共有することで互いのコミュニケージョンも増えて「友達」になっていけるといいなあと思います。
 
 
さあラストレッスンは18時まで中高生のクラス。
今回で4回目ですが、結構打ちとけて仲のいいクラスになっています。K先生も私も一緒に入ってで同じ時間を共有しています。手に豆ができて皮が破れて・・・なんやかんやいろいろとありますが、一番先輩の女子さんの明るい天然カラーがなんとも太陽の存在になっています。
Y氏も曲に中高生の課題らしいいい展開を入れてくれているので、ちょっとドキドキしながらも頑張れる中身になっているかなと思います。偶然知り合った仲間ではありますが、個人も大切にされ、仲間としても互いを感じ合いながら演奏できるいいグループになると直感できましたよ。
 
 
最後に今日は、保護者の方宛てにお手紙を出しました。
 
3月にこのチャレンジの発表会をします。
みんなで創る発表会にしたいと考えいろいろと提案をしました。
保護者の方々にもちょい参加をいただければ嬉しいなあと考え、中高生のメンバーにも大きな力を発揮してほしいと考えています。
 
 
今日チャレンジでの欠席は1名でした。中盤になって辞める子や欠席が増えたりすることも覚悟しなあかんなあと始めるときには話していたのですが、多くの方々の子どもの安全を守る体制つくりや応援体制での展開のお陰で欠席が1名というのはスタッフ一同びっくりしました。
 
是非、皆さんのご支援に支えられて無事春を迎えられることを願って、大変長編になってしましましたが、
野口太鼓紀行でした。

のぐち
 
 
 

拍手[0回]

PR
Name
Title
Text Color
URL
Comment
Password
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Trackback URL
Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
忍者ブログ / [PR]