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日本の伝統楽器、和太鼓。この和太鼓というとても原始的な楽器を全ての人々の「健康で心豊かな生活づくり」のためにどのように活用できるのかを研究・実践・修養する機関としてNPO法人をつくり、日々活動しております。スタッフのいろいろ報告ブログです!
今週は、出張が多く、ほんと「めのまわるような・・・」
とはこのことかと思うような一週間でした。
おまけに自分の修論の“中間発表”も重なって。。。
さらに滅多に引かない風邪をもらって。。
熱はでるは咳はでるは最後に声まで枯れ枯れで。。
 
なんとか乗り切った!! という今日は久しぶりに身辺整理とブログ・・
「今度はノグチさんの番やで~」と宿題をもらい・・
 
 
さて、子ども達といる現場では、
毎回心が洗われるというか、風邪のしんどさなんてぶっ飛ぶような
“感動もん”の一瞬があるのですが、
今週のとある保育園では、久々に唸ってしまう言葉を聞きました。
 
6月から10月の運動会まで、
こんな太鼓をやっていきたいと思うんやけどという内容の話を
クラスのみんなとしていたときの一コマ。
 
○君:「せんせ あんな。 たいこのおとがな 
    ドーン ドーン って むねにひびいて
    むねが つぶれそうやねん。 
    のぐちせんせがやったら ひびきすぎて   
    むねがつぶれそうやねん。 わかってるか??」
 
普段はものしずかでちょっと友達よりもゆっくりペースの彼が、
みんなの前で手を挙げて 「発言」 してくれた中でのことば。
特に「ドーン ドーン」という太鼓の音の声色にリアル感があって、
ほんとうにその音が心に残ったんだなって思ったことと、
「むねがつぶれそう」といいながら
拳で自分の胸を押さえてはなしてくれた彼の感性に 
私も「胸がはりさけそうなくらい」感動したものです。
 
 
「むねがつぶれそう」・・この子は、
こういう表現をどこで聞いて覚えていたのかわからないけれど、
この子にとっては、ここの太鼓の音は、
強烈に自分の中に入ってくる直球的な音で、
受け取る身体が「痛い」のではないでしょうか。
和太鼓の種類が違って、ドーンと深くて重たいどっしりした音なら
この子の受け取る感覚も違うのかもしれません。
 
幼児さんと一緒に太鼓を打つとき、
最近気になっているのは「和太鼓の音色」です。
 
ノグチ

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