のぐちの、ひさしぶりのブログです・・・
先週末、福岡は久留米市のA保育園の子どもたち・先生方と太鼓を打ってきました。
久留米駅まで車で迎えに来て頂いて、約40分ぐらいはかかったでしょうか?街並みが次第に山間いに変わっていき、自然に囲まれた落ち着いた街に着きました。
園舎は、平屋の手造り感のある可愛い園舎。玄関に行くまでの道にひとつひとつ思いのこもった植木鉢が置かれていました。
「家庭的」ということばでまとめてしまうのは、
もったいないくらいですが、
ひとつひとつの備品にも
人の温もり・心の存在を感じる園でした。
今回の私がさせて頂いたことは、
3歳児さんから5歳児さんが年齢別で、
それぞれ和太鼓との出会いを体験すること。
子どもたちは、和太鼓そのものは知っているので、
自分たちが主役で関われることを
とても楽しみにしてくれていました。
年長児では、私が「神戸から来た忍術使い」という設定で、『太鼓を操る忍術をもち、秘伝の太鼓忍術を子どもたちに伝えに来た』と身振り手振りで語りかけをしながらの「語りべ」ならぬ即興での役者・芝居になりました。関西弁でまくし立てる私に、若干あっけにとられながらも?子どもたちは食い入るようにこちらに集中してくれていましたね。
園にあった「巻紙」が非常にリアリティのある演出となり、年長児は50分間もの太鼓との出会いを“クリクリの眼”で過ごしてくれました。
(そういえば・・・この頃の私の幼児さんとの太鼓の時間は、如何に成りきって遊べるか のような内容を続けています。いろいろと試行錯誤していくうちに、こちらが子どもの世界に入っていける入口なのかな?なんて感じながらですが。体力と発想がないときはいまいちの時間になってしまいますが、現場での保育士さんの感性に助けて頂いたり、感性でのキャッチボールがうまくいったときは、子どもの目はキラキラしてますねえ・・・)
九州は和太鼓が盛んな地域なのですが、
「子どもの育ちにどう使うか」という観点で、
今後も一緒に取り組んでいただけるご縁を頂きました。
夏にまたお世話になります。
太鼓の時間が終わって、
子どもたちと「ハグ」をしながら、
子どもたちが久留米弁で
「たいこまたするとよ」(だったかな?)と
言ってくれていたときの「クリクリの眼」が忘れられません。
みんな!夏にまたいくとよ!
また会えるときを楽しみにしていますよ。
Noguchi
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