ありがたいことではありますが、今年度は、非常に忙しくさせていただいております。
それが、先月末あたりから、一段と東奔西走の毎日が続いております。
この夏を乗り越えるだけの体力があるかなあと少々不安なこともあって、この年になって?QPコーワゴールドという錠剤を買いました。
知人に「意外にいいよ」と勧めて頂いて毎日寝る前に一錠飲んで寝ると朝の苦手な私ですが、すっきりと起きることができます。
昨日、地元兵庫のある高校の文化祭がありました。
日本文化という授業を持たせていただいている私と生徒での和太鼓の演奏。
40人ほどの生徒でのぶっちぎり「三宅太鼓」でのオープニングは、久々に“熱いエネルギーの塊となって打ちまくる”青年のパワーを感じるもので、下打ちのリズムを打ちながら目頭が熱くなってくるのを感じていました。
「格好なんてどうでもいいよ」と言わんばかりの必死の太鼓に思わず会場から
「○○く~~~ん」という歓声と大きな拍手。
演奏が終わって片付けをして、初めてバチが血だらけになって手の皮もずるずるになっていることに気が付いた彼らに、
「全力を出してやりきろうと必死で頑張っている人を見ることは、
こんなにも勇気をもらい爽やかな気持ちにさせ、
自分も頑張ろうと思う気持ちにさせてくれるものだよ」
と観客の気持ちを伝えながら、私自身がこういう機会に巡り合えたことに感謝の気持ちでいっぱいでした。
そして、やっぱり「これでいい」・・と太鼓を打つことのシンプルなモチベーションを再確認しました。
写真はがんばった高校生とのツーショット
そして、幼児さんとの和太鼓。
「保育としての和太鼓」という観点が、以前よりもさらに増してきました。
子どもと太鼓と保育者がどうタッグを組むか・・
「保育としての和太鼓」を現場の先生方から日々学んでいます。
私がお邪魔をする「たいこの日」は、「たいこの練習の時間」ではありません。
その時間をどういうふうに始めたら子どもたちの世界とぴったりとして遊べるのかな?
なにを工夫すれば子どもたちの「心の肥やし」になるのかな?
なんて試行錯誤しています。
きれいな音のする楽器・気持のいい音や響きのする楽器にこだわっています。
和太鼓もやさしい響きの和太鼓・気持いい音の和太鼓・子どもが五感で触れる楽器は、音色にこだわらないといけないと思っています。
今秋、恩師の関係「カール・オルフ研究会」で、和太鼓のワークショップを行います。
Noguchi
[0回]
PR