2014年も残すところわずかとなり、慌ただしい日々をお過ごしのことと思います。
ご一読いただければ幸いです(^^)
☆★『新風』見どころ その3 ☆★
今回の見どころ「その3」では、この和太鼓コンサートで出演する『Stocks』(シュトックス)をピックアップいたします。
「山内先生に和太鼓を習いたい」という声をきっかけになり、往年の“利一ファン”が集まったのが『Stocks』。山内氏を真ん中にして、山内氏の音楽創りに自分たちも参加できる…そんな期待からチームは始動しました。
決して多いとは言えない月に一度のレッスンですが、スタートして丸3年間が経過した今、着実にレパートリーを増やし、メンバーひとりひとりの技量も高め、表現の幅を広げ深めてきました。
『Stocks』の演奏の魅力は何?と聞かれたら、端的には、山内利一の和太鼓音楽の世界観がモロに反映されたチームであると言えるかもしれません。
では、その“世界観”って何よ!?ということになるわけですが、まず、「ジャンルの幅広さ」が上げられるでしょう。
演奏曲には山内氏の代表的な「YARAIYA」のような、ポップな“のれる”楽曲はもちろんのこと、時には迫力系の創作組太鼓あり、伝統的な民俗芸能を流れに持つ演奏ありと、太鼓で表現できるものであれば何でもあり!というような幅広さが魅力の一つでしょう。
そして、どの演奏にも一貫しているのは、「調和の音づくり」を追求している、ということではないでしょうか。
『Stocks』のレッスン風景をみていると、音色やフレーズの歌い方にこだわり、不調和な音や主張しすぎる音や流れ方を嫌い、自分の目指す完成形にとことんこだわる。
美しい反物のように、丹念にたて糸とよこ糸を織り込んでいくことを思い起こさせる音楽づくり。
サッカーの見方に「南米は個人技で魅せて、一方、ヨーロッパは組織力で魅せるサッカー」という分類法がありますが、これを借りた場合、『Stocks』は明らかに後者を目指しているチームだと言えるでしょう。
個人の力量を高めることは当然ですが、個人に頼りすぎることをせず、連携と、計画性と、緻密な音楽形成によって表現を高めていく手法…。
そうして出来る音楽は、安定感のある、観客が時にくつろげるような気持ちの良い空気を創り出すのではないでしょうか。
山内氏は以前、「『Stocks』を京都で一番の太鼓チームにしたい」と話していました。
何をもって「一番」とするのか、その尺度なり、客観的評価なり、さまざまに議論を呼ぶところではあるでしょうが、山内氏がそういう目標をもって3年間を『Stocks』というチームと向き合い、もてる力を惜しみなく傾注してきたことは紛れもない事実です。
単なる太鼓教室の一つではない、和太鼓チーム『Stocks』の表現の世界。
そして『Stocks』を導き、時には共に切磋琢磨してきた山内利一という表現者。
3年の歳月を積み重ねた山内利一とStocksを見に、1月11日の日曜日、ぜひ京都府立文化芸術会館で行われるコンサート『新風』へお越しください♪ お待ちしております♪♪
和太鼓コンサート『新風』~はるかぜ~
■日時:2015年 1月11日(日)13:30開場 14:00開演
■会場:京都府立文化芸術会館
■チケット:全席自由 前売3,000円・当日3500円(税込)
■出演:山内利一、和太鼓アンサンブルチーム「Stocks」、プロチーム「和奏」(山内利一、松尾慧、由良英寛、馬渕早織)
■チケット申込:和太鼓教育研究所までFAX・メールにて申し込みを。(「和太鼓コンサート“新風”チケット申込」とご記入後、「お名前」「お送り先住所」「お電話番号」「チケット枚数」をお書き添えの上、送信してください。FAX078-412-2070、E-mail/info@wadaiko-edu.org)
■ホームページでのご案内はこちら↓
http://wadaiko-edu.org/event/event-info.html
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